転職希望の子育て女性急増中|飲食業界に注目したい6つの理由とは
転職を考える女性の中には、子育てと仕事の両立ができず悩む人も多いです。年齢や経験不足などの問題で、転職を足踏みする人も少なくありません。働きやすさを重視したいなら飲食業界がおすすめです。やりがいも子育ても諦めない働き方をしてみませんか?
転職希望の女性がなぜ飲食業界に注目すべきなのか
転職したい女性に飲食業界に注目してほしい理由は、転職のしやすさにあります。まず、上の図をご覧ください。
出典:「産業別入職率・離職率」平成 29 年雇用動向調査結果の概況(厚生労働省)
これは、厚生労働省が調査した産業別の入職・離職率をグラフ化したものです。サービス業の花形である飲食業界は、離職率も高いですが入職率はさらに高い産業であることが分かります。すなわち、転職しやすい業界であるともいえるでしょう。
子育て世代が飲食店で働きやすい6つの理由
飲食業界は、転職を考える女性の中でも子育て世代の女性が働きやすい理由があります。一体どんな理由があるのか、1つずつご紹介していきましょう。
1. 圧倒的な求人数がある
多くの求人広告に掲載される職種のうち、飲食業界が参入しているものは主にサービス。給仕・調理、いわゆるホールとキッチンの求人は合わせて24%となり、販売業を上回る結果を示しています。
どの職種よりも人手不足は深刻化しているため、働きやすい環境を提供し離職をくい止める動きが企業側でも急ピッチで進められているのです。圧倒的に多い求人があることは、すぐにでも働きたい人にとっては見逃せません。
2. シフト制で休みの希望が出しやすい
転職するタイミングには、女性の多くが出産や育児によって働き方を見直すことが多いです。中でも未就学の子どものいる家庭では、急な発熱などで欠勤することも予想されるため、正社員などではなくアルバイトやパートといった短時間勤務も可能な雇用形態を選ぶ人も少なくありません。。求人でも約75%がアルバイトやパートです。
飲食店はシフトが組まれて勤務日が決まるため、予定の分かるものなら休みたい日を先に希望することも可能。急な予定ができてしまった場合には、スタッフ間で勤務を交代することもできます。正社員ではできない休み方ができるメリットも、飲食店にはあるのです。
3. 未経験も歓迎してくれる
転職では経験も大きな採用基準の1つであることは間違いありません。しかし飲食店の場合、マニュアルがしっかりしていたり研修が行われたりするので、未経験でも当たり前のように歓迎してくれます。
未経験の方が、まっさらな状態から業務の流れを覚えることができるので、何社も飲食店を渡り歩いている人より採用されやすい傾向があります。
4. 年齢制限が緩い
一般的には30代に入ると、年齢や未経験などの問題で、なかなか就業先が決まらないことが多いです。しかし飲食業界では、キッチンにもホールにも年齢制限に厳しいところがあまり多くありません。定年の年齢近くまで働く人も普通にいます。多くの世代が働けるというメリットも、飲食業界が働きやすい理由の一つです。
5. 資格がいらない
飲食業界への転職を希望する女性でも、特別な資格が必要とされる場所は多くありません。本格的なイタリアンやフレンチ、和食といったお店の料理に携わる場合には、調理師免許なども必要になりますが、ファミレスなどでは資格は不要です。資格がなくても未経験でも採用されやすい業界なので、転職先として検討する女性は多いです。
6. 働きがいがある
サービス業の代表的な仕事といっても過言ではない飲食店では、お客様に対するサービスやおもてなしで価値をはかることもあります。お店のファンを増やすための笑顔やサービスも「ありがとう」「美味しかった」の言葉で感謝されるのです。会社内で勤務している場合には、中々経験できないことですよね。
忙しさも多い業界ではありますが、スタッフ同士で連携しながらサービスができれば、達成感も大きいです。
下図出典:「求人広告掲載件数等集英結果2019年3月分」公益社団法人 全国求人情報協会
飲食業界なら子育て世代でもバリバリ働ける
一概に子育て世代といっても、子どもの世話をしてくれる家族がいるかどうかや、保育園に預けられるかどうかで働き方も変わってきます。転職希望の女性には、正社員でバリバリ稼ぎたい人もいるでしょうし、子育てが落ち着くまではアルバイトやパートで様子をみようと考える人も多いでしょう。
いずれにしても飲食業界は、人手不足です。転職するなら仕事も子育ても両立しやすい飲食店を探すのがおすすめ。採用確率の高い場所で、あなたのやりがいを見つけてみてはいかがでしょうか。